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002卒論のテーマ選び アーカイブ

2010年12月01日

卒論のテーマ選び

卒論を作成する際にはまずテーマを選ぶことから始まります。
このスタート地点で早くも悩んでつまずいてしまう、というケースも多いものです。
では、テーマ選びのポイントにはどのようなものがあるのでしょうか。

まず自分が関心を持って、研究したいテーマを選ぶことが大前提となります。
興味があるからこそ研究に身が入るものですし、時間や労力をかける気になるもの。
教授の関心を引くようなテーマや簡単に調べられそうなテーマなどは、下心が見透かされてしまうこともあるので考えない方がよいでしょう。

問題なのは研究したいテーマが卒論として相応しいかどうかでしょう。
自分が所属している学部や学科に相応しくないテーマかもしれない、卒論として認められないかもしれない、そんな場合もあります。
これに関しては指導教員に事前に相談することになります。
どこまでをテーマとして認め、どこからを認めないかは教員ごとの判断によって異なるため、注意が必要になります。

もうひとつはせっかく関心があり、研究したいテーマがあるにも関わらず指導してくれるような教員がいないというケースです。
歴史学や社会学、経済学、どんな分野でもひとつの大学にあらゆるテーマに対応できるほど教員が充実していることはありません。
こういった場合には、希望するテーマに近い分野を専門にしている教官を探して指導を希望するのが一般的です。
専門外とはいえ教授ともなれば幅広い知識を持っているもの。
必ず受け入れてくれる教官を見つけることができるはずです。

このように、卒論のテーマ選びは自分にとってどうか、卒論としてどうか、そして指導教官を見つけられるかといった問題をクリアした上で決定する必要があるのです。
よく考えて判断するようにしましょう。

卒論のテーマの設定方法

卒論はまず扱うテーマを決定するところから始まります。
このテーマの設定には大きく2つの問題があります。
まず根本となるテーマの設定、それからテーマの絞込みです。
たとえば日本と中国との交流の歴史をテーマに論文を書こうと思った場合、あまりにも広大で膨大な内容となってしまい、とても手に負えるものではありません。
ですから、そのテーマの中から卒論に相応しい内容を絞り込んでいくことが求められるのです。

その場合、全体のテーマの範囲を狭くします。
交流の歴史を例にすると仏教僧の交流や商人の交流など。
特定のターゲットに絞り込むことで、論文としての焦点を捉えやすくすることができます。
それでも、テーマが大きすぎる場合にはさらなる絞込みも必要となってきます。
歴史を例に取れば古代、中世、近世、近代など時代区分で絞ることができるでしょう。
あまり大風呂敷を広げず、それでいて研究の対象として十分に機能する範囲まで絞り込むのが卒論をうまく作成するためのポイントとなります。

テーマの範囲が決まったら、今度はより具体的な内容に持っていくことも求められます。
交流の歴史でいえばただ漠然とどのような交流が行われたかを扱うのではなく、それによって世の中がどのように変わったのか、文化や技術の交流によってどのような変化がもたらされたのか、あるいは貿易によって社会にどのような影響がもたらされたのか。
経済、思想など特定のテーマで具体的にまとめた方がよいでしょう。

このように、テーマひとつとっても決定するのは簡単ではありません。
いくつかの段階を踏み、自分の目的にもっとも合ったテーマへ絞り込んでいくことが重要になるのです。

卒論の参考資料の選び方

卒論を作成する上で重要になってくるのが参考資料選び。
質の高い論文を書くためには、やはり質の高い参考資料が求められます。
また、どのような参考資料を扱ったかがまず卒論を評価するポイントにもなってきます。

では、参考資料はどのように選べばよいのでしょうか。
学問的に高い評価を得ている資料であることが求められるのはもちろんですが、大学生ではそれを自分で判断するのはなかなか難しいものでしょう。
ですから、他者の意見を参考にすることも大事です。
世評の高い資料、あるいはその分野では定番とされているような有名な資料がまず候補に挙がります。
これは論文を書くうえで土台になってくれるものですからとくに重要です。
それから出版社や雑誌、学会など。
有名な出版社や評価の高い雑誌、学会誌などに発表された論文などを参考にするのもひとつの選択肢です。

より高度な卒論を手がけたいと思っている場合には、一次資料を直接当たってみるという方法もあります。
たとえば、古典文学の場合は直接原典を当たってみることが大前提となりますし、文献学でもできれば原典に目を通しておきたいところです。
扱うテーマによっては、インタビューや自分の足で調査した資料も一次資料となります。

それからもうひとつ、思考力や文章能力を学ぶことができるような書籍も参考資料としてあげたいところです。
手がけるテーマにおける構成や展開を学ぶ上でも重要な意味を持ちます。
こういった参考資料をうまく選ぶことが、卒論作成の第一歩となるのです。

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